上代|ワーチェ
以下は、ゲーム「ワールドチェイン」の内容に関する覚書きです。(注意:ネタバレを含みます、また解釈が正しいとは限りません)
目次
- 上代市
- クロニクル
- クロニクル研究の周辺人物
- 作中に存在した歴史
- 他・備忘録
上代市
作中の主要舞台である上代市について。
- 東京湾内に存在する島
- クロニクル研究のために整備された都市
- 読みは「かみしろ」、ローマ字では「Kamisiro」
クロニクル
上代で発見されたクロニクルと事故で生まれたクロニクルついて。
上代のクロニクル
- 発見は、少なくとも研究学園都市化計画が始まる1989年以前
- 1995年に上代神社から研究所に移された
- 2030年の研究事故で2つに分裂
- 正史クロニクルが異物を排除しようとして起きた事故
- 以後、新しく生まれたクロニクルにより歴史が歪められる
- 主人公たちは「αクロニクル」「βクロニクル」と呼称
βクロニクル
- 研究事故により、新しく生まれたクロニクル
- 上代のクロニクルに干渉し、正史を破壊しようとした
- 事故の際、その場に居たクロノスを取り込んだ
- 事前に準備されていた2つのシステムにより歴史は収束、βクロニクルはクロノスに取り込まれ消滅した
- セーフシステム「シマトラ」
- 歴史収束システム「ワールドチェイン」
- クロノスの依頼でカイロスが開発
- 仕組みはカイロス任せ
- とはいえクロノスが存在を知らないというのは辻褄が合わないように思える‥
- 「偉人との絆」と「時間の収束作用」で、歴史の歪みを修正するシステム
クロニクル研究の周辺人物
クロニクル研究者や主導者、周辺人物について。
主人公の兄
- 実験事故でβクロニクルに身体を乗っ取られる
- クロニクル分裂に備えてセーフシステム「シマトラ」を開発
- それとは別に、歴史収束システムの開発を主人公に依頼
- ブラコン気質
- コードネームの「クロノス」は、過去から未来へ一定に流れる時間を表す
主人公
- 主人公2016にリヴァイブされて歴史収束システム(ワールドチェイン)を実行
- リヴァイブされたということはクロニクルに偉人として書かれている?
- 黒い霧に対する反応などそれらしいシーンあり
- どんな業績? βクロニクルの異変収束?
- 偉人じゃないけどリヴァイブできるよう組み込んだ?
- コードネームの「カイロス」は、一瞬もしくは人間の主観的な時間を表す
──クロノスの柔軟さとカイロスの叡智、我が研究所の自慢ですね──
東雲なぎさ
- 図書館地下施設での研究に携わる
- 上記はなぎさの図書館イベントより。2030年時点の立場については記述なし?
泰王(タイオウ)
- 上代学園の理事長
- 嬰子の祖父
- クロニクル研究の主導者
- 上代の実質的な支配者とも言われた
作中に存在した歴史
正史(事故前)
正史(事故後)
正史(異変解決後)
- βクロニクルによる歪みを収束させた後の歴史
- エピローグの舞台
- クロノスのみ修正前の記憶をもつ
βクロニクルの世界
他・備忘録
章立てるほどまとまっていないもの。
紫色の髑髏のお守り
- サイコお手製のお守り
- 図書館イベントで主人公へプレゼントされる
- 紫は「刻」、髑髏は「失ったものを取り戻す願い」で、「失った時間を取り戻す」ことが願われている
上代神社
- 「カミシロさま」が祀られている
- 社に御神体はないが、崖下に広がる海がそうらしい
- 海にあったクロニクルを祀っていた神社?
図書館
- 地下に研究施設がある
- 2012年に作られた
- 研究所と共同で研究が行われている
- 世界中の歴史書をデータ化し、真の歴史書を作る
- なぎさは、信頼性判別チームのアドバイザーとして所属
マリンライン
マリンライン計画
1966年
マリンライン計画に関して、東京湾の調査開始
1968年
上代市東部遠浅海岸の調査開始
1970年
研究学園都市建設計画立案
1973年
埋め立て計画に反対する住民による要請書提出
1976年
上代東部埋め立て着工
1988年
上代市東部埋め立て完了
1989年
マリンライン着工
研究学園都市化計画『離島』
上代市リゾート化計画
1997年
マリンライン開通
上代学園開校
上代ベイポリス開園
1995年 クロニクルの移送に関しての注意
上代神社から研究所への移送には、専用の重力制御装置を利用する
再三注意喚起を行っているが、クロニクルには絶対に触れてはならない
クロニクル分裂に関するクロノスの台詞
「なるほど……
正史クロニクルに対して
必要以上に干渉しようとすると
異物を排除しようと抵抗が起こり……
そこから、もう一つのクロニクルが
生まれる可能性がある
吐き出されたもう一つのクロニクルは
すぐに消滅してしまうが
これがもし、何かを媒体にして
力を維持し……
消えずに残った場合は
どうなってしまうんだ?
正史が二つ? 僕らの知らない
パラレルワールドが生まれるのか?
それとも……」
事故まとめ
クロニクルの発見以降、その研究のために上代は学術都市化された。
2030年、実験中の事故でクロニクルが2つに分かれた。上代のクロニクルから生まれた新たなクロニクルは、その場にいた研究者「クロノス」の身体を乗っ取って存在を保ち、正史を破壊しようとした。
クロノスは事前にセーフシステムを用意しており、クロニクルに干渉可能な「偉人の因子」を持つ主人公たち数名を2016年の上代に隔離した。主人公たちは、セーフシステムが検知した歪みを対処療法的に修正し続けた。
大きな歴史の歪みの中で、クロノスに追い込まれ絶体絶命に陥った主人公は、2030年の自分をリヴァイブ。2030年の主人公もまたクロニクル研究者であり、歴史の大きな歪みを収束させるプログラム「ワールドチェイン」を事前に開発していた。
2030年の主人公がワールドチェインを実行すると、「それまでに紡いだ偉人たちとの絆」と「時間の収束しようとする作用」の力で歪みが収束した。
分かれたクロニクルの脅威は去った。